【数学の勉強法】ケアレスミスを格段に減らす方法
あー!なんでこんな問題ミスしちゃったんだピヨー!
ケアレスミスですか..。もったいない!
そういうミスは早いとこなくしたいですね。
どうすればケアレスミスをなくせるか教えて欲しいピヨ...
わかりました!特別にケアレスミスをなくす方法を教えてあげましょう!
ケアレスミスをしてしまう原因
ケアレスミスをなくすためにはまずミスをする原因を知らなくてはいけません!
例えば、勉強が苦手な子の特徴として
「何がわからないのかがわからない」
「ミスする原因がわからない」
ことがあげられます。
実はケアレスミスをよくする子もこれと似ていて、
「なぜミスするのかわからない」
「いつミスするのかがわからない」
という傾向があります。
だから、いつまで経ってもミスが減らず、点数を落とし続けてしまうんです。
高校入試を例に出すと、ほとんどの県で数学の入試問題では、大問1で計算問題を5〜6問出題しています。 また、その計算問題って意外と高配点で、「1問約5点」ももらえるんです
そこで、1問うっかり落としてしまうだけで-5点です。3問ミスしてしまうと-15点。
100点満点のテストで、ケアレスミスだけで15点落とすと考えたら、非常にもったいないですよね。
逆に考えれば、ケアレスミスをなくすだけで10点〜20点は平気で点数UPできてしまうのです!
...なんと!?
となるとこの点数は絶対とっとくですよね。
ということで、ケアレスミスをなくすための具体的な対策方法について紹介していきます。
"ケアレスミス"と"本当のミス"とを分類する
まずはミスの分類わけをしていきます!
ふむふむ。どうやってやるピヨ?
① "ケアレスミス"なのか"本当のミス"なのかを把握する
まず、問題を解いたら"すぐに"答え合わせをして下さい。
そこで、いつもなら間違えてしまった問題には「×」をつけますよね。
この「×」を以下の2種類にわけていきます。
通常の間違いには「×」
これはもったいない!という間違いには「△」
をつけて下さい。
こんな感じであってるピヨか?
そうです!そんな感じです!
ここで絶対にやってはいけないのが、「ケアレスミスだし、パパッと直してマルにしちゃえ!」とすることです!
そうしてしまうといつまで経ってもケアレスミスがなくなりません。ここは、苦しいですがマルにせず「△」をつけて下さい。
これをしばらく続けていくと、「△」をつけるのがだんだん悔しくなっていきます。この気持ちが大切で、自分のミスをミスだと認識することで、 「ケアレスミスをなくさなければもったいない」という意識付けをしていくのです。
意識がついてきたら、次は実際にそのミスをなくすための対策にうつります。
② ケアレスミスの原因をかく
一口にケアレスミスといっても、ミスのタイプ(原因)は違います。
ミスに「△」を付けたら、「ミスのタイプ」を一言書いて残すようにしましょう。
タイプ分けのカテゴリーは、自分なりに考えても良いのですが、 どのようにカテゴリーを作れば良いのかわからない子もたくさんいると思うので、 まずは以下の例を試してみて下さい。
・写し間違いのミス(ウ)
これは悔しいですよね。
問題文には「43」と書いてあるのに自分の計算式には「34」って書いてあったり、「-1」なのに「1」にしてしまってたりなど...。
こういう「写し間違え」によるミスには「ウ」と書いておきましょう。
・四則演算のミス(タ/ヒ/カ/ワ)
足し算引き算、掛け算割り算でのミスを「四則演算のミス」としています。
このミスはなかなか治りづらいですが、根気よく続けていると、自分のミスの傾向に気付いてきます。
・なぜか「-8-9」のような「マイナスいくつ引くマイナスいくつ」の計算をよく間違えるな〜
・「分数÷分数」がよく間違えるな
などです。
上のことをふまえてメモを残すとこんな感じになります。
このほかにも、もっと細かく分類するのもOKです。
同じカテゴリに分類されるミスが溜まっていったら、そこが点数アップのポイントになります。
同じタイプの問題が出てきたときに、より慎重に問題を解くことができます。
ところでひよこくん。
な...なんだピヨ?
ここまで聞いてみて、この丸つけをするために絶対に必要な事があります。
何かわかるかな?
必要な事こと...。もしかして、途中式ピヨ...?
そのとおり!
ピヨーーーー!!
途中式がないと「なぜミスをしたのか」がわからなくなってしまいます。
なので、後々見返したときに「なぜミスしたのか」がわかるように途中式の書き方にも注意してください。
定期テスト後に"ケアレスミスが何点分あるか"計算する
先ほどの分類をしばらく続けていくと、定期テストの方にも徐々に効果が現れてきます。
テストの答案が返ってきたら必ずそれも分類するようにしましょう。
ミスがあれば「△」を付けて、タイプを書き込んでおいてください。
そして、必ず「ミスが合計で何点分あるか」を計算しましょう。
その点数を実際のテストの点数に足したものが、あなたの本当の実力です!
ミスを無くして、いつでも本当の実力が出せるようにしていきたいですね。
今回は数学のケアレスミスをなくす方法を紹介しました。
大体わかったかな?
わかったピヨ!早速今日からやってみるピヨ!
ミスをミスと認識することと、自分がどんなときにミスをするのかを知ることが、ミスをなくすための一番の近道になります!
ミスが多くて困ってる子は、すぐに実行してください!
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この記事を書いた人
元塾講師・元家庭教師
趣味はラジオを聴くこと
コーディングの勉強がてら
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